料理下手の方がおいしく作れるレシピ

妹尾河童さんが書いた『河童のスケッチブック』という本に紹介された

レシピです。

はじめて作ってからかれこれ15年以上。

秋冬には週一回のペースで食卓に上がりますが、飽きないんです。

ただし、河童さんのレシピだけだと、ちょっとシンプル過ぎるので、

我が家なりの食材を加えています。

 

①まず最初に干しシイタケの戻し汁を作ります。

中くらいの干しシイタケを5個くらい用意して、軽く水洗いしてから、

土鍋に入れて、土鍋の6割程度まで水を入れます。

この作業は早ければ早いほどいいです。

シイタケが完全に戻るには、4、5時間はかかります。

カット干しシイタケなら、戻し時間を短縮できますので、

うっかり忘れた時はおススメです。

ただし、何となく個人的感覚ですが、丸のままのシイタケを、カットした方がおいしい気がします。

 

②白菜を芯の白い部分と、緑色の葉っぱの部分に切り分けます。芯の白い部分はテキトーに食べられる最大の大きさに、カットして下さい。この大きさが極めて重要です。ここで包丁の技術を駆使して、小さくカットすると、鍋ではなく、白菜の煮物になってしまいます。葉っぱの部分は残して、レタスは通常手でちぎりますが、そんなイメージです。葉っぱの部分はザクザクと2回ほど包丁を落として、乱暴に切っておきます。

芯の部分は土鍋に放り込みます。

 

③お鍋が沸騰したら、一口大に切っておいた鶏のもも肉と豚のバラ肉を入れます。

数分経つとアクが浮いてくるのでしっかりとアクをすくいましょう。

ここで葉っぱの部分を鍋に投入し、その上から、のの字を書くように、ごま油をかけます。

ごま油は最後に、もう一度かけるので、ホントに軽くかけるだけにして下さい。

ごま油好きなので、つい多めにかけてしまい、何度も失敗しています。

 

④白菜の葉っぱを投入したら、間髪入れずに食べやすい大きさに切った豆腐と、バラバラにしたエノキダケを投入し、

土鍋にフタをします。さっぱり感を出す豆腐とエノキダケが我が家のオリジナルです。友人がピエンロー鍋を作っているというので、どんな食材を使っているか尋ねると、ウィンナーを入れているとのこと。

それだと、こってりしすぎるような気がしますが、その家独自の好みでアレンジするのは楽しいですね。

フタをして、5分程度経過して、つゆが沸騰してきたら、豆腐とエノキをつゆの中に沈めて、鶏肉、豚バラ肉を上に上げます。そうすると、豆腐によく火が通り、見た目のバラエティ感もアップします。

 

⑤全部の食材に火が通ったら、最後に戻しておいた緑豆春雨を投入します。

春雨は全体を薄くカバーする感じで入れて下さい。この春雨は必ず中国産のちゃんとした緑豆春雨を使って下さい。

国産品愛好家なので、以前国産の春雨を使ったら、失敗しました。個人的には生活クラブで売っている緑豆春雨が

おいしいように思います。この春雨が、ピエンロー鍋の味のポイントです。

春雨が疑似的にフカヒレの役割を果たしているような気がします。

春雨に火が通ったら、最後に再び、のの字を書くように、軽くごま油をかけて出来上がりです。

味付けは各自の小皿で行います。肉と干し椎茸とごま油でいいダシがとれているので、調味料は良質な塩と一味唐辛子だけで十分です。塩をやや多めにいれるのが、おいしさのポイントです。(石井)


[使う材料]

白菜4分の1、干し椎茸5枚、鶏のもも肉200グラム、豚のバラ肉200グラム、豆腐1丁、エノキダケ1個

ごま油適量、緑豆春雨20グラム程度